部門・センター

輸血細胞治療部

当院の輸血細胞治療部は、ABO血液型、Rh血液型、不規則抗体検査、交差適合検査など輸血に関する検査を行っています。また、輸血用血液製剤(同種血、自己血、アルブミン製剤)の一元管理を行い、「安全で適正な輸血」のための業務を行っています。

スタッフ紹介

  • 輸血細胞治療部長:谷本 一樹
    (日本輸血・細胞治療学会認定医、細胞治療認定管理師、日本血液学会専門医・認定医、日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医)
  • 臨床検査技師3名 (うち、日本輸血細胞治療学会認定輸血検査技師2名)
  • 平成27年7月 輸血管理料Ⅰ、輸血適性使用加算取得
  • 平成28年4月 日本輸血・細胞治療学会認定医制度指定施設
  • 令和2年4月   日本輸血・細胞治療学会 輸血機能評価認定制度(I&A制度)認定施設

業務内容

  • 輸血検査:ABO血液型、Rh血液型、不規則抗体検査、交差適合検査、その他輸血に関する検査
  • 製剤管理:赤血球製剤、新鮮凍結血漿製剤、血小板製剤、自己血製剤、アルブミン製剤

2019年度

血液型検査 不規則抗体 RBC
(赤血球製剤)
FFP
(血漿製剤)
PC
(血小板製剤)
ALB
(血漿分画製剤)
自己血
14,675件 9,245件 3,139本 386本 998本 1506本 112本

輸血検査はBIO RAD 全自動輸血機器“IH-500”の2台体制で24時間稼動、輸血過誤を防ぐシステムを導入し、輸血療法の安全性と緊急性の両面に対応しています。患者さんに輸血する血液製剤は専用冷蔵庫にて厳重な温度管理を行い、万全の保管管理体制を整えています。また、自己血輸血にも積極的に取組み、安全な輸血療法を目指しています。当院の安全で適正な輸血療法が、日本輸血細胞治療学会で認められ、輸血機能評価認定制度(I&A)を取得することができました。今後も献血者の善意で提供された血液を無駄なく有効に使用できるように適正な運用を心かけていきたいと思います。