各検査の細胞形態の判定には、専門的な知識を持つ細胞検査士3名を中心に、異常細胞を発見した時には医師とも連携を取り、診療に役立つ結果報告を目指しています。また、体内の成分の変動を早期に迅速に検出することができるため、全身の病気の病態評価や診断に役立っています。
当院の特徴としては、腹膜透析排液中の炎症細胞数の算定を24時間体制で行い、腹膜炎の診断、早期回復に役立っています。
部門・センター
各種検査
一般検査
血液検査
その他の検査
診療支援
NST (栄養サポートチーム)
NST(栄養サポートチーム)とは、医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士の専門職が一つになって、患者さんに適切な栄養管理を行うチームのことです。
NST(Nutrition Support Team)は、1970年にアメリカのシカゴで誕生しました。医師、薬剤師、栄養士が患者サイドに立った専門的な栄養管理チームの必要性を唱えたのが始まりです。栄養状態が不良であれば、いかなる治療も期待できないと言われています。検査部では、NSTに積極的に参加し栄養管理に必要な患者個別のデータ管理と情報の提供、回診時に必要なデータベースの作成、NST回診などを行っています。
SMBG (血糖自己測定)指導
SMBGとは血糖自己測定(Self Monitoring of Blood Glucose)のことです。インスリン治療をされている患者さん御自身が血糖値を測定するために、小型で操作が簡単な測定器が準備されています。血糖値が高い時、低い時の自分の体感を覚えていき、徐々に自分の体(血糖値)の状態を予測できるようになります。さらに、より最適なインスリン量を決定していくことに役立ちます。 機器の使い方の指導を通して、患者さんが治療効果を実感でき、達成感が自己測定の励みになるようにと、糖尿病療養指導士(CDE)を中心に根気よく支援に努めています。
ICT (感染対策チーム)
医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師で構成される感染対策チーム(ICT : Infection Control Team)の一員として、院内感染(入院中に起こる感染症)防止に努めています。