外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)とは
国際化社会を迎えた今日、日本に在住する外国の方々、日本を訪れる外国の方々を受入れる医療機関の体制整備が求められています。本認証制度は、外国人患者の円滑な受入れを推進する国の事業の一環として、厚生労働省が平成23年度に実施した「外国人患者受入れ医療機関認証制度整備のための支援事業」を基盤に策定されました。
一般財団法人日本医療教育財団が本認証制度の運用機関として、医療機関の外国人患者受入れ体制を中立・公平な立場で評価することを通して、国際的に高い評価を得ている日本の医療サービスを外国人が安心・安全に享受できる体制の構築を目指しています。
当院においても、アジアの玄関口である福岡市内の病院として、国際組織である赤十字の一員として、外国人患者の円滑な受入れは重要な責務と考えております。外国人患者さんが安心・安全に日本の医療サービスを享受できる体制構築を目的としています。
外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP) 認証取得
福岡赤十字病院は、2019年4月3日付、「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)」の認証基準を達していると認められ、認定証の交付を受けました。
2022年4月3日~2025年4月2日
- 受入れ対応
- 患者サービス
- 医療提供の運営
- 組織体制と管理
- 改善に向けた取り組み
当院の取り組み
当院では、職員通訳ボランティア(英語・韓国語)を配置し、英語以外の言語に対応するため、通訳タブレット(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・スペイン語等)を導入しています。また、院内の案内標記も英語・中国語・韓国語が加えられ、外国語に翻訳した説明文書や同意書も準備しました。
外国人の方々が安心・安全に日本の医療サービスを享受できる体制の構築に取り組んでいます。
地域の医療機関の皆様で、外国人患者の受入れ対応でお困りの際には、外国人患者受入れの体制整備の進め方や整備方法など、当院の取り組みをご紹介いたします。体制整備の際の相談窓口としてご活用ください。