専門外来・看護専門

慢性腎臓病(CKD)外来

当院では、慢性腎臓病の患者さんやご家族の相談窓口として、看護師のCKD保存期外来を開設しています。

 慢性腎臓病(CKD)は、 ある程度病気が進行するまでは自覚症状が少ないという特徴がありますが、進行すると腎不全に至ることもあるため、早期発見・早期治療が大切です。蛋白尿や 血尿を指摘された方、むくみなどのある方に、慢性腎臓病とその進行を予防するための治療・日常生活の注意点について理解し、患者さんやご家族が病気とどのように付き合っていったらよいか、専門の知識を持つ看護師が時間をかけて説明します。

 また、慢性腎臓病が進行して腎不全になった場合は、腎臓の働きを補う治療(腎代替療法:透析・腎臓移植)が必要になってきます。それぞれの治療の特徴や生活スタイルの変化について、患者さんご自身にしっかり考えていただけるようサポートさせていただきます。医師には聞きにくいこと、どこに相談したらよいか困っていることなどについてもできるだけ対応させていただきます。

外来日と場所

外来日:毎週木・金曜日 午前・午後(完全予約制)
場所:北入院棟2階の腹膜透析外来

受診方法

腎臓内科外来で予約(完全予約制)をしています。主治医や看護師にご相談下さい。
診日に本館外来自動受付機で受付を済ませ、北入院棟2階の腹膜透析外来におこし下さい。

相談内容

  • 慢性腎臓病や今の病気の状態・受けている治療について
  • 慢性腎臓病とどのように付き合い、日々の生活の中で何に気を付けるのか
  • 患者さん自身とご家族が病気と付き合う中で、不安に思うことや困っていること
  • 慢性腎臓病が進行した時の治療(腎代替療法)とその準備について
  • 利用可能な社会資源や、他の専門職に相談したいことがある場合の調整
担当:透析看護認定看護師、透析療法指導看護師・透析技術認定士など専門知識のある看護師
※医師の診察や検査・処置などがなく、看護師への相談だけであれば費用はかかりません。