呼吸器内科では肺癌、気管支喘息、COPD、間質性肺炎、呼吸器感染症、慢性咳嗽など呼吸器疾患全般にわたって診療を行っており、呼吸器感染症の診療にあたっては感染症内科と連携・協力して診療を行っております。
胸部異常陰影などの診断のために行う気管支鏡検査は年間200例程度行っており、原因不明胸水貯留の診断目的に局所麻酔下胸腔鏡検査なども行っております。
肺癌診療は手術適応とならない進行期肺癌に対して免疫チェックポイント阻害薬などの薬物療法を中心に行っておりますが、外科、放射線治療科と連携して集学的な治療も行っており、大学との連携も行いながら質の高い癌診療を提供できるようにスタッフ一同努めております。また癌診療において近年注目を集めている免疫チェックポイント阻害薬については他の診療科、看護師、薬剤師と院内で診療チームを結成し患者さんが安心して治療を受けることができる体制としております。
高齢化の中で呼吸器診療の必要性は増してきており、当科へご紹介いただく患者さんが増えております。私どもは地域のニーズに応え、質の高い医療を提供できるように日々取り組んでおります。