1979年7月に開設され、以来福岡において腎臓病全般に関する中核的な施設となっています。学校検尿や会社健診での検尿異常から、慢性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群などの腎炎関連疾患の診断と治療、急性腎不全や電解質・酸塩基平衡異常の診断と治療、慢性腎臓病(CKD)の精査・教育、透析療法(血液透析、腹膜透析、在宅血液透析)の導入、維持透析の合併症、透析アクセストラブルの対処、そして腎移植と、腎臓病のあらゆる分野の診療を行っています。腎センターとして、腎疾患の最終医療機関としての役割を果たすべく、軽症、重症、昼夜を問わず積極的な受け入れを信条として、他科と連携して透析患者のあらゆる合併症治療も多数行っています。ハード面では、2013年の新病院開設以降、同一階に52床の血液透析室、在宅透析訓練室1床、感染症用陰圧換気室2床、腹膜透析外来、CKD外来、移植推進室、栄養指導室が隣接するようになり診療機能の集約化を図っています。